基原植物
ヨロイグサ Angelica dahurica Bentham et Hooker filius ex Franchet et Savatier
科 名
セリ科
薬用部位
根
原産地
日本,中国,韓国
生薬の性状
本品は主根から多数の長い根を分枝してほぼ紡錘形又は円錐形を呈し,長さ10 ~ 25 cmである.外面は灰褐色~暗褐色で,縦じわ及び横長に隆起した多数の細根の跡がある.根頭に僅かに葉鞘を残し,密に隆起した輪節がある.横切面の周辺は灰白色で,中央部は暗褐色を呈するものがある.
本品は特異なにおいがあり,味は僅かに苦い.
成 分
byakangelicol,byakangelicin,imperatorin
用 途
鎮痛(頭痛等),排膿
漢方薬
五積散,疎経活血湯,川芎茶調散 他
主要成分の構造
